2011年05月10日

シグネチャーピッコロで困ること

おはようございます。
今日は、パウエルのシグネチャーピッコロについて、良い点、悪い点について書きます。
シグネチャーピッコロを検討している方は必見かも?
※ピッコロは個体差が大きい楽器ですので、以下は参考程度に見てください。

シグネチャーピッコロを買ってから、もう2年半経ちました。全然ピッコロを吹いていない時期もあったので、実質は2年くらいか。私のような素人には、ピッコロの良し悪しなんて簡単に分かるものじゃありません。1本のピッコロを使いこんでいくうちに、色々と分かってくるのです。

それでは、悪い点から。。。
@中音C(上第二線の音ね)とその上のCis、Dの音程が結構低い。
→これは、結構厄介なクセです。他のメーカーのピッコロでも、このあたりの音は困ることが多いかな。最近の音程の良い楽器に比べると、シグネチャーは、ちょっとこの辺りの音程が低いと思います。吹奏楽でもソロでも、この音で困るケースは多い。ただ、全然ハマらないわけじゃない。吹奏楽の場合、通常の指で十分対応できるのですが、正直、(これらの音に限っては)弱奏部などでは音程を合わせるのがキツいことも。そんな場合は、変え指を使って対応することが多いですね。

A中音C-Dトリルを通常の運指(右手の右側のトリルキーを使用)で吹くと、音程の幅が狭すぎて使い物にならない。
→これはマジ。C-Dトリルではなく、どちらかと言うと、C-Cisトリルに近い感じになる。逃げ道として、トリルキー2つを使うというのもありかと思いましたが、やはり音程の幅が広くて使えそうにないです。ピッコロのトリルは、妥協とごまかしでしょうかね。

私が吹奏楽で使ってみて困ったのは、上記@Aくらいです。今のところ。他にもまだあるかもしれません。
しかし、上記の点を除けば、音はよく通るし、音色もいい。@以外の音では、音程も良い方だと思います。自分の楽器の特性を分かって吹けば、アマチュアレベルでは問題なく使用できる楽器ではないでしょうか。

他の楽器に買い替えようと思いましたが、同クラスだとバーカートかマスターズしかないんですよね。でも、音色がしっくりこない。。。

★おわり★
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2011年02月27日

ピッコロのアンブッシュアと音程

今日は楽団の練習。
サンキョウのクセも把握できたので、音程の面はほとんど問題なし。フルートは、バリバリ使っていけそうです。
久しぶりにピッコロを吹くと、新たな発見がありました。

パルエルのピッコロは(高音Dの下の)Cの音が低めに出ます。その解決方法。

ピッコロってのは、アパッチュアと歌口の距離が近い方が良い音がします。下唇に歌口を埋めるようにアンブッシュアを作ると良い、と言われるくらいですからね。僕の場合、下唇に押し当てているという感じです。

しかし、これをやり過ぎると、Cの音程が下がり過ぎてしまいます。

フルートでは、歌口とアパッチュアの距離が遠いと音程が高くなり、頭部管を抜きすぎてしまう。それは正しい奏法ではない。正しい奏法にするには、歌口との距離を正しい方法で最短にしなければならない。これはピッコロでも同じこと。考え方を変えると、ピッチを上げたい時は、距離を遠くすれば良いのです。具体的には、下唇に押し当てている力を少し緩める。それと併せて息の角度を上げてみると、あらら、簡単に音程が上がるのです。
まぁ、あまり前のことなんですが(苦笑)

この方法ってのは、フルートでも行われている奏法らしいです。※間違ってたら済みません。
たしか、「フォルテを吹く時は歌口を強く押し当てて、小さな音を吹く時は、それを緩める」というようなことが書いてあったのを読んだことがありますから。

この効果を確認するには、F→Cというように5度の音程を取ってみると良いと思います。

ほんと、ピッコロのアンブッシュアって微妙すぎ。この押し当てる力を変えるだけで、音程のつながりがかなり変わるのではないでしょうか。ピッコロの音程をコントロールするためには、フルートよりも、この「距離」について研究する必要がありそうです。

今日の内容、意外と気づきにくいのではないでしょうか?と今更ながら気づいたラブリーでした(笑)

★おわり★
posted by ラブリー♪ at 20:05 | Comment(11) | TrackBack(0) | ピッコロのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

自分のピッコロの音、気に入りました♪

3か月前の演奏会の録音を、昨日初めて聴きました。

目的は、ピッコロの音色と音程チェックです。
自分のピッコロの演奏を久しぶりに聴いたのですが、予想以上に良い気がします。自分で言うのもなんですが(笑)

パウエルのピッコロは艶のある音色で、吹奏楽にも馴染みます。これは確信しましたね。あとは音程。高音のGあたりが気になったので、少し修正すればぐっと良くなりそう。
自分は、フルートより、やっぱりピッコロの方が向いているようです。

しかしねぇ。今のところ、吹奏楽団でピッコロを吹くチャンスがないのが辛いところ。もう一人ピッコリストがいますから。。。

【ピッコロ練習メモ】
・ピッコロで音程を動かす時、以前はフルートと同じように顎を前後させたりしていました。しかし、それは正解のようですが、やりすぎると良くない。実は、ピッコロは、もっと小さな唇の動きで「音程を大きく変えることができる」みたいです。それに気が付いてからは、とても楽に演奏できています。
リラックスと柔らかく、最小限に。。。。

★おわり★
posted by ラブリー♪ at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピッコロのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月31日

ピッコロのG-Aトリル

今年の本番、全て終了しました。
音ミスをした部分もありましたが、無事に終わってなにより。直前練習だけで本番に出るというのは、やはりキツいものです。

その演奏会では、同級生(音大卒)がピッコロを担当。その彼女、控え室で繰り返し高音部の音程チェックをしていました。彼女の楽器はバーカートのB&P、Eメカ付き。話を聞いてみると、やはりピッコロの音程は悩ましいとのこと。そりゃそうだ。

そのバーカートを吹かしてもらいましたが、やはり素晴らしく吹きやすい。中音Cの音程も低すぎず、全体的にバランスの良いスケール。音程の自由度も高い。僕にあっているのかもしれません。しかし、Eメカがついている。それがNG。高音のGAトリルをどうしているのかと彼女に聞いたら、やはり良い音程の指を使っていなかったです。やはり、ピッコロに関してはEメカは要らない気がします。※GAトリルだけでなく、音程の面でもEメカは不要かと思われます。ちなみに、僕はフルートに関してはEメカ賛成派です。って、自分の楽器はEメカなしですが。

僕がピッコロを選ぶとすれば、50万円クラス以上のものが良いですね。最近の低価格ピッコロには、全てEメカがついていますから。安くて良いピッコロを買うなら、パウエルシグネチャー、バーカートB&P、フルートマスターズあたりが良さそう。それか、GAトリルキーをつけるか、Eメカつきの楽器を買ってEメカをぶっ壊すか(笑)

彼女との笛談義は、まだまだ続きました。が、それはまた次回に。

★おわり★
posted by ラブリー♪ at 14:30 | Comment(7) | TrackBack(0) | ピッコロのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

ピッコロの材質について

今日はピッコロの材質のお話。
以前、シグネチャーピッコロとパウエルハンドメイド(キングウッド9Kメカ)の楽器を小さなホールで吹き比べました。

やはり、音量と音色に明らかな差があります。
グラナディラは、透明度が高く芯のある響きが豊かに響く。輪郭がはっきりした音。
キングウッドは、柔らかくハスキーな音色。音の輪郭は、グラナディラと比べると、それほどはっきりしない。合奏で吹くと、他の楽器の音に潜ってしまいそうです。音量は、グラナディラに比べると明らかに小さい。

※実は、今のシグネチャーピッコロを買う時、パウエルのキングウッドの中古を試奏したのです。その時、やはり上記と同じような印象があり、買うのをやめました。吹き心地がグラナディラと全然違うので、物足りなさを感じたのを覚えています。

キングウッドは、小編成の吹奏楽等では使いやすいと思います。しかし、大編成の吹奏楽では、音量や音色の面で使いにくい。どうしてもピッコロの存在感を出す必要がある時は、物足りないでしょう。

ピッコロを1本だけ持つならグラナディラ、と師匠が言ったのを覚えていますが、やはりその通りですね。キングウッドを買うなら2本目。キングウッドは、ピッコロの材質としては特殊ですね。

☆おわり☆
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2010年09月12日

やっぱりピッコロでしょう♪

今日は久しぶりにピッコロを吹きました。
久しぶりにもかかわらず、絶好調でした。ようやく、ピッコロの吹き方が分かってきたかも。

今までは色々な面でやりすぎていたと思います。ピッコロは、下唇に少し頭部管を埋めるようにしてアンブッシュアを作っていきます。それもやりすぎると駄目ですね。頭部管を必要以上に唇に押さえすぎると、唇の柔軟性が失われます。すなわち、音程の自由度が狭まるのです。今までは少しやり過ぎだったかも。ちょっとだけ押し付ける具合ですね。

あとは音階練習等で、3度や5度などの音程を美しくとれるように楽器のクセをつかむこと。これだけで十分な気がしてきました。

それとピッコロの独奏曲などを吹く場合、ラブリーは変え指を結構使います。が、同じことを吹奏楽でやると、周囲のパートと音程が合わないです。ですから、最近、吹奏楽ではできるだけ正式な運指で吹いています。

多用するのは、高音のDの変え指。高音Dをppなどの小さな音で吹く場合、少しピッチが高めになる指を使います。これは、使い方によってはかなり使えます。その下のCの音も低めになるのですが、この音を吹奏楽で吹く場合、変え指を使うと自爆します(笑)※ 正規の運指で十分対応できますから。
※ホルスト1組2楽章の最後のCの音みたいに、ppでCを吹かなければならない時は、使える指があります。

以前のブログで、ピッコロ吹きは変え指博士になろう!と書いたことがありました。それは今でも大賛成です。知っておくと得します。しかし、ピッコロの変え指ってのは、経験値を積まないと、上手く使いこなせませんね。最近分かってきました。

やっぱり、ラブリーはフルートよりもピッコロ派です。久しぶりにピッコロ吹いたら楽しかったですねぇ♪
今日は気持ち良かった!

☆おわり☆
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2010年01月08日

フルートよりピッコロでしょう♪

ここのところ寒くなりましたねぇ。ピッコロ吹きとしては、管体の割れを気にするのが普通でしょうけど、ラブリーは全く気にしません(笑)
なんせ、ピッコロを買って1カ月以内の本番(場所は東北で野外、しかも冬!)でガンガン吹いてましたからね。でも割れてません。よく、ピッコロは買ったばかりのころは長時間吹かず・・・などど言われますが、そんなに気にする程ではないのかも。その証拠に、ラブリーの楽器はちゃんと育ってますから!
※本当は、段々と吹く時間を増やしていくのが良い。木に負担がかからないですから。

さて最近、某吹奏楽団の入団オーディションを受けようと目論んでいます。テープ審査があるので、休みの日にカラオケボックスに行き録音しています。フルートとピッコロの両方で応募しようと思っているので、両方録音するわけです。

録音したのを聴いてみると、フルートは全然だめ。最近調子が悪いのか、フルートがなんか上手く鳴ってくれません。でも普通に楽器は鳴るんですけどね。コントロールをミスって、音程や音色(特に音色)が思い通りに出ないことがしばしば。多分、他人が聴いたら、全然問題ないと言われるレベルかと思います(汗)

一方、ピッコロは、かなり安定して吹けるのです。録音を聴くと、音程は悪いが、そこそこの音色が出てる。フルートよりは安定感がある。フルートとピッコロを併願したら、合格するとしたらピッコロかと。。。。続きを読む
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2009年12月20日

ピッコロのチューニング〜

ご無沙汰しております。
先日は、人生初、ラブリーだけで某施設にてコンサートを行いました。一人で30分というのは、あっと言う間に終わるものです。高齢の方が多かったのですが、とても楽しんで頂けたそうです。アンコールも3曲ありましたから。また次回も演奏することになりそうなので、曲を探しておこう。。。
☆今日の一枚
「ねこ鍋」
猫鍋.JPG

さて、最近、楽団ではピッコロばかり吹いています。正確には、吹かされているというのが正しい(笑)ラブリーが所属している楽団のお姉さま方は、ピッコロを吹きたがらないのです。ピッコロ吹けない!と言い切ってますからね(汗)

ピッコロは、ソロで吹くのと、合奏の中で吹くのではちょっと音程の取り方が違います。合奏では、常に周りの音に合わせなければなりませんからね。
最近、ピッコロを吹く時に心がけていることがあります。
それは、チューニング
今日はチューニングのお話。。。
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2009年12月03日

ピッコロフェア♪

先日、某楽器店のピッコロフェアに行ってきました。夜ちょっと遅めに行ったら、会場には誰もいない。小ホールで50本のピッコロを一人で試奏するという贅沢さ。

パールのピッコロのスタンダート頭部管を吹いたけど、ちょっと期待外れ。エッジが鋭すぎて、どうも好きになれなかった。

良かったのが、ヤマハのYPC-81ですね。高級機種に比べると、音が若干粗いが、吹奏楽で使うには十分。音程の操作のし易さはぴか一かと。パウエルやハンミッヒに比べ、音程の面では楽できそう。おススメの1本です!

あと、ブラウンのピッコロを初めて吹きましたが、これは凄い!ベルリンフィルの奏者が使用しているのも納得できます。ちょっと格が違いますね。音程が良いのはもちろんのこと、吹奏感がピッコロとは思えない程楽で、艶やかな音色が出ました。キーフのピッコロが1ランク下に見えましたから。。。

個人的には、予算がない、もしくは、あんまりピッコロを吹かないけど楽器が欲しい人は、ヤマハのYPC-81。良い音色が欲しい方は、パウエルのシグネチャーやハンミッヒの銀メカを買って、チューンしたり、頭部管の良いのを選ぶってのが一番コストパフォーマンスが高いと思います。

10本くらい試奏したけど、正直、ブラウンくらいしかピンとくる楽器がなくて、ちょっとがっかりでした。。。
posted by ラブリー♪ at 23:02 | Comment(4) | TrackBack(0) | ピッコロのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

ピッコロの効果

今日の仙台は、雨というか雪というか、みぞれというか、微妙な天気でした。自転車通勤なもんですから、ほんと最悪。勘弁してほしいものです。かといって、思いっきり雪が降られても困る(笑)と、こんなことを言っていては雪国に住んでいる人に怒られますね。

さて、最近では、ピッコロとフルートを交互に吹いています。正直に言うと、ピッコロを吹く時間の方が多いですが(汗)そのせいか分からないのですが、フルートを吹く時、良い音が出るまでの時間が少なくなった?かも。というのも、この前のレッスンで30分くらい過ぎた頃に、「うゎっ、これ自分の音か?」って程納得のいく音が出始めたのです。響きの豊かさが増し、何というか、響きが高くなったような感じ。とにかく、明らかに違うのです。

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2009年01月05日

パウエルピッコロ吹き比べ

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今日2つ目の日記です。一つ前の日記も御覧ください。
今日の日記の内容は、あくまでレッスン室で吹き比べた結果です。演奏する場所や楽器の個体差によって結果が変わる可能性があります。ご注意願います。

さて、先生所有の@パウエルハンドメイドピッコロ(シルバーメカ)とラブリー所有のAパウエルシグネチャーピッコロ+ハンドメイド頭部管の吹き比べです。

@の方は、ストロビンガーパッドが入ってます。パッドが硬いので、パリッとした音色で典型的なアメリカンピッコロです。

Aは、レゾネーターパッドが入っています。ストロビンガーよりは、従来のフェルトパッドに近いので、柔らかい音がします。
※@とAともにシルバーメカ、アンダーカットをしているので、違いは、パッドの種類だけのようです。

先生が吹いた感じでは、Aの方が音程が少し良いと言われてました。あと、ストロビンガーは音が硬く、含みのない音がしてお気に召してないようでした。これは、好みの問題でしょう。
結論は。。。
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ピッコロ吹きは替え指博士になろう♪

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あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

さて、今日は、年明け初のレッスンでした。正月に準備をしていたので、スムーズにレッスンが進んだと思います。
今年初めてレッスンしていただいた曲は、Gary Schocker作曲「Walking Songs」です。ピッコロのための独奏曲です。譜面をちらっと見ると簡単そうなんですが、ピッコロで吹くとなると話は別。高音DやCの音がたくさん出てくるので、替え指を使わないと音程をとるのがちょっと苦しい場面があるわけです。

替え指の話になったので、以前このブログで紹介した「A BASIC GUIDE TO FINGERINGS FOR PICCOLO」を先生に紹介しました。(ムラマツでも取扱を始めたようです。ただし、\4,620-と結構高い。アメリカでは20ドルくらい。ラブリーはアメリカから取寄せました)すると先生は、レッスンそっちのけで実践で使えそうな替え指を探し始めたので、一旦レッスンが中断(笑)
で、使えそうな替え指は?
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2008年12月29日

小さな音で綺麗に吹こう♪

昨日は母校の定期演奏会でした。OB演奏にピッコロで出演してきました。久しぶりに楽器を吹くOBばかりなので、ピッコロの音量をかなり抑えて吹きました。が、練習の時にピッコロ協奏曲みたいだったとか、そのピッコロ良く鳴りますねぇ、と言われてしまいました。。。

ピッコロの音って良く通るので、小編成のバンドや、あまり音量が出ないバンドで吹く場合には注意が必要。今回のように、ピッコロだけ目立ちすぎてバランスが非常に悪くなる。やっぱり、ピッコロ吹きは小さな音で綺麗に吹かなければならない。今回みたいに、高音のFisで16拍伸ばす場合なんかは必須の技術でしょう。今後の課題ですね。

今回、おニューのピッコロを本格的なホールで吹いてみましたが、高音はもちろんのこと、中音と低音が面白い程鳴りますね。小さな音がする頭部管を選んだのですが、やはり、パウエルの音はしっとり明るいので、吹奏楽では音が目立ちます。鳴るからといって、あまりにも吹き過ぎると下品なピッコロに聴こえるでしょう。とりあえず、比較的小さな音がするピッコロを選んでおいて正解でした。。。。

☆おわり☆
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2008年10月26日

ピッコロのEメカは要らないかも!?

今日は、本番でした。地域のイベントですね。
しかし、フルートパートは一人だけ。ラブリーがピッコロとフルートを持ち替え。しかも、その事実を今朝知りました(汗)持ち替えの時間がなくて、焦った焦った。。。。おまけに、フルートソロの部分でミスったし、今日は反省ばかり。良い勉強になりました。

だけれど、収穫もありました。ピッコロを吹く度に、楽に音程が取れるようなり、今日はストレスなく演奏できたのです。ただし、クラの音程が不安定な箇所は別ね(笑)ようやく楽器に慣れてきたと思います。

そうそう、ピッコロのことで一つ。ラブリーのピッコロは、Eメカが付いていません。今日は頻繁にEの音が出る曲だったのですが、別に高音のEが出にくいとも思いませんでした。また、普通に演奏しても、クラリネットと高音Eの音程がピタリ。(※Eメカなしのフルートで(通常の運指で)演奏すると、高音Eの音程はちょっと高くなります)もしかして、ピッコロのEメカって、必要ないのかもしれませんね。少なくとも、今の楽団で吹くには、Eメカなしで十分です。まぁ、メーカーのスケールの設定によっても違うと思いますけど。


☆最近、ピッコロを買ったので、ピッコロばかり練習してしまうのですが、やっぱりフルートも吹いてやるべきですね。ピッコロ用のアンブッシュア(←こんなものはないのですが)になってしまって、フルートを吹くと違和感があります。フルートパートのみなさん、誰かピッコロ吹いて!時々でいいから(笑) あっ、来週レッスンだわ。。。
posted by ラブリー♪ at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピッコロのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

ピッコリストの道は険しい!

今日は楽団でピッコロを吹いてきました。。。

新しい曲ばかりで、初見の苦手なラブリーにとっては、非常に厳しかったです(泣)音だしをせず、いきなり合奏に入ったので、最初はピッチが安定せず。合奏の中でピッコロを吹いてみると、改めてピッコロという楽器の癖が分かりました。アンブッシュアや歌口の角度など、まだまだ研究の余地がありますね。まぁ、最後の方はピッチも安定して吹けたので、来週までにはなんとかできると思います。

で、定期演奏会でやる曲が決まりそう。指揮者の先生が、とてもとてもやりたいらしい。曲目は、ショスタコの祝典序曲とチャイコの1812年。。。どちらもピッコロ大活躍の曲ですが、ラブリーにとっては難しい。譜読みが大変だ。正直に言うと、ちょっと勘弁してほしい(汗) でも、吹きこなせれば、とってもクールなピッコロ吹きになれるでしょう。

ともあれ、ピッコロって、やっぱり楽しいです。合奏の中でキラリと輝けるし、時にはガンガン攻めていく。吹き方次第ですね。楽団の皆様に迷惑をかけないように、もう少し練習します。。。。

☆おわり☆
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ピッコロ 一日目

パフォーマンス広場1.JPG
今日は、昼からレッスンがあるにもかかわらず、朝からパフォーマンス広場でピッコロを試してきました。今日の写真がその場所です。室内の広い場所で、ダンスや楽器演奏など、他人に迷惑をかけなければ、何をしても良い広場です。

で、ピッコロをピロピロと吹いてみました。。。。半端なく音が響くので、思い切り吹けない(汗)他の人に迷惑がかかるのでね。しかし、軽く吹くだけでも、楽器の良さは分かる。小さな音でも、高音のAまでは楽に出る。これには驚いた。音程も良いし、恐らく合奏でも合わせやすいと思う。へへへ、これは明日の合奏が楽しみだ。


そして、レッスンへ。。。
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2008年10月01日

ラブリーのピッコロQ&A!

こんばんは。フルート大好きのラブリーです。

ピッコロを買ってから、まだ一回も吹いておりません。吹きたくて吹きたくてしょうがないわけですが、我慢してます。というか、練習する場所がないです。なので、毎日30分ほどですが、息を入れてやってます。これだけでも違う気がします。これからの時期、東北地方は恐ろしく寒くなるので、今のうちに少しでも馴染ませておかなければ。。。

さて今日は、この前色々と試奏してみて感じたことを書きます。あくまでど素人のラブリーの感想ですから、参考程度にみてください。

ラブリーのピッコロQ&A
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2008年09月29日

スーパーピッコロですな。これは。

今日は某楽器店からピッコロちゃんを連れて帰ってきました。今日は、そのお話です。※下記内容は、ラブリーの個人的な感想なので、参考程度に見てくださいね。

予算は50〜60万円くらいと決めていたので、そのあたりのピッコロを出していただいた。今回も信頼できる耳を持つ兄弟(オーボエ吹き)に聴いてもらいながらピッコロを選ぶことにしました。
出てきたのは、バーカートのB&P、パウエルのシグネチャー、フィリップ・ハンミッヒ、ヨハネス・ゲルハルト・ハンミッヒ、フィンダくらいかな。とりあえず、速攻でダメだしをくらったのがフィンダ。音はまとまっているが、音色の豊かさに欠けるらしい。あと、今回は、前回の試奏で好印象だったハンミッヒがどうも良くない。バーカートとパウエルが飛びぬけていました。が、どちらも少しコントロールが難しい感じがしました。しかし、兄弟が言うには、パウエルの方が音色に色気があり、絶対にパウエルが良いと言う。シャーリングが適度に混ざった時の音が良いみたい。前回は、シグネチャーの印象があまり良くなかったのにね。

その後、キーフやバーカートのハンドメイド、パウエルのハンドメイドも吹かせていただいた。このクラスになると流石である。「キメの細かさや音のつながりが全く違う」と兄弟。しかし、パウエルのハンドメイドとシグネチャーを吹き比べてみると、シグネチャーもなかなか良いという評価。きちんとポイントに当ててやれば、ハンドメイドに近いサウンドが出るらしい。


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2008年09月13日

気になるピッコロ

最近、ピッコロが欲しくてしょうがない。でも、試奏できる店が近くにないのと、信頼のおける人に音を聴いてもらえる環境でない。

木のピッコロって、購入してしばらくはバリバリ吹けない。吹く時間をセーブしないと、管が割れる恐れがある。購入して半年くらいは、その吹きたい気持ちを押さえ、少しずつ息を入れる。。。。そんなストレスが溜まることはしたくない。できればね。それに、ピッコロを買ったからと言って、ピッコロ担当になるとは限らないし。。。

そう考えると、銀管やパールのピッコロもアリかと。パールのグラナディッテというのは、かなり音程も良く吹きやすいみたいだけど、音色がどうもなぁ。一方、クランポンの新素材、グリーンラインのオーボエやクラなんかは、プロもメインで使用している。グリーンラインでピッコロを作ってみたら、かなり良いかもしれないね。

銀管なら、コストを考えるとサンキョウだろう。銀管のピッコロはまだ吹いたことがないので、未知の世界だ。でも、心配なのは音色。木のピッコロに馴染んでいるラブリーは、違和感があるにかなぁ。

とりあえず、今月末に東京に行くので、色々吹いてみます!
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2008年08月07日

ピッコロ ハイグレードモデル!?

最近、ブログが停滞気味です・・・。仕事が忙しくて忙しくて。

しかし、この土曜日から帰省する喜び。そして、帰省の途中に東京下車。目的は、山野楽器のフルートワールド! お目当てのピッコロを試奏です。

ところで、マスターズのピッコロ ハイグレードモデルというのがHPに載ってました。ピッコロチューンではなく、ピッコロ本体の開発を行っているというのは、以前から耳にしてました。それがようやく形になるのでしょう。

以前、YPC-62をマスターズチューンしたのを吹いたことがありますが、個人的には、あまり好きではないですね。吹きやすさは改善されていましたが、管体の鳴りや音色は、価格なりのもの。ただし、YPC-92を買うなら、マスターズチューンの方がコストパフォーマンスは高いと思います。サブに持つならお勧めでしょうか。

まぁ、チューンは、チューンです。しかし、マスターズが本体を出すとなると、気合の入れようが違うでしょう。フルートの品質に比べ、ピッコロは・・・となってしまうと、マスターズのブランドイメージ低下につながりますからね。どんな素晴らしいピッコロが発売されるのでしょうか。

とにかく、楽しみ楽しみ。。。
posted by ラブリー♪ at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピッコロのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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