2011年05月16日

アキヤマフルート恐るべし IN pankomedia

今日は休暇をもらっていたので、京都の銀閣寺のそばにあるpankomediaというお店に遊びに行ってきました。
今日の画像見てくださいよ。このフルートの本数!
楽器20110516A.JPG
楽器20110516B.JPG
アキヤマが3本、ロットが2本、ボンビルが1本、それから写真に写っていないケノンやルーダルカルテの木管などなど。。。要は、オールドの世界を堪能してきたわけです。

今日のメインは、やはりアキヤマフルート。これはヤバい。マジで。お店に置いてあるアキヤマフルートの中で最もクラシカルな頭部管を出してもらったんです。クラシカルなのを作って!って秋山さんにお願いして作られた頭部管らしい。
アキヤマ頭部管_クラシカル.JPG音を出した瞬間
「?!?!・・・・こ、こんなに少ない息で、こんなに鳴るのか!!!」と衝撃を受けました。引き締まった音がこれでもかと言う程に鳴る。最近の国産の楽器では絶対に出せない生命力のある音が、鳴る鳴る鳴る!それに、高音のピアニッシモも楽でした。言うことなし。

今日の楽器は、非常にタイトな吹き心地でしたが、決して窮屈さはない。息が自然に音になってくれるので、吹いていて気持ち良かったです。

今まで、アキヤマフルートを何本か吹いたことがありますが、あれば何だったんだ? 僕の楽器を鳴らす技術が上がっているのもあるけど、それにしても今日のアキヤマの楽器は別格の鳴り。あの頭部管、ライザーは低いし、カットはほとんど入っていないのに、低音から高音までバリバリに鳴るんです。タンギングのキレも抜群でしたし。
アキヤマフルートって、鳴らすのが難しい楽器って言われているらしいです。が、僕のマスターズのCカットの方がもっと難しい気がする。僕のマスターズに慣れときゃ、大抵の楽器はなんとかなるもんです♪

ところで、最近のアキヤマは、トーンホールも巻き管でもっと凄いとか。。。

来週か再来週の月曜日、もう一度遊びに行こうと思います。マスターズのCカットの話をしたら、店主が興味深々。是非、もって来てくださいとのこと。今度は、吹き比べの音源も録音してやろうかと考えています。

吹奏楽をやってなけりゃ、確実にアキヤマフルートを選ぶわな。。。

★おわり★
posted by ラブリー♪ at 21:02 | Comment(5) | TrackBack(0) | 楽器のこと(フルート・尺八) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
京都にオールドフルートを紹介しているお店があったとは驚きです・・・是非行って見たいと思います!
アキヤマフルート吹かれましたか!!私もこの前、工房で最新作の総銀ルイロットモデルと総金14k(モデル名は忘れました)を試奏させて頂きました。本当に素晴らしい楽器でチョッと吹くだけで周りがバッロクの世界です!!匂いが漂うというか、それはもう中世の古城の中で吹いている気分です?人生最後の一本はアキヤマフルートの超〜ハンドメイド、ルイロットモデルを・・・と考えております!ラブリーさんもどうでしょうか?
Posted by nebosuke at 2011年05月17日 12:22
>nebosukeさん
僕は、全てのアキヤマフルートが物凄く良いとは思いません。頭部管と管体の組み合わせが重要なんです。ロットでもアキヤマでも同じです。セッティングがダメだと普通の笛になってしまいます。

確かに、アキヤマフルートは気品のある良い音がします。クラッシックばかり演奏するのなら、僕は迷わずアキヤマにすると思います。たぶん。しかし、音色の個性が強いので、今の僕の音楽環境では使いにくいかなぁと思っているところです。まだ答えは出せてません。
Posted by ラブリー at 2011年05月17日 23:57
こんにちは。

そのアキヤマ頭部管は巻き管ですか?
巻き管でないアキヤマ頭部管の銀の素材は 他のメーカーと変わらないのでしょうか? ご存知でしたら 教えてください。
Posted by 久保田 at 2012年01月15日 17:04
>久保田さん

こんばんは。
私が吹いたのは、たぶん、巻き管じゃなかったですね。
巻き管でないアキヤマ頭部管は、HPを見る限り925 Silverと書いてあるので、ムラマツやサンキョウと変わらないと思います。

アキヤマの頭部管は、非常に個体差が大きいので、考えるより実際に吹いてみて判断することをおススメします。
Posted by ラブリー♪ at 2012年01月21日 22:33
実際に吹いてきました。

せっかく買うなら巻き管にすべきだと、店員は薦めてきましたが、巻き管ではない、シームレス管の方が、自分は、良く感じました。
巻き管の方が、この先、化けて良くなる、との事でした。 比べたのが、2本だけだったんです。

悩ましい試奏でした。

希少価値を取るか、自分の好みを取るか、迷いに迷い、訳わからなくなり買わずに帰りました。


Posted by 久保田 at 2012年01月22日 17:31
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