最近、私の兄弟がオーボエを再開したこともあり、今日はフルートネタです。
今日はパールフルートフェアに行ってきました。
私の興味は、パールがag997の楽器を発売したというので、一体、どんな楽器に仕上がっているのかということ。
実際に吹いてみましたが、かなり良いです。
頭部管は標準の9番、管体はag997の0.4mmでした。管圧が0.4なので、がっつり系かなと思いましたが、頭部管のセッティングが良いのか、かなり軽く鳴る感じの楽器でした。オールマイティーに使える楽器だと思います。
さらに、PHN-3、レガートの頭部管に差し替えて吹いてみました。
個人的には、標準よりこちらの方が音量も出て音色も締まってて好みでした。標準の頭部管より音の立ち上がりも良かったです。
ただ、レガートのように、ほとんどカットを入れていない頭部管はなかなか売れないそうです。。。。
今日、悔しかったのは、VIVOという頭部管はまったく音が出なかったこと。前はちゃんと吹けたのにな。。。。尺八ばっかし吹いているせいか、フルートの対応力が落ちてると思います。
さらに、フォルテという頭部管を試しました。
海外のプレーヤーからの要求で、きれいな音も出せて、汚いというか荒いというか、いろいろな音を出せるように設計されているとのこと。
確かに、音色の幅はこれが一番広いかも。ただ、今風のカットなので、音の密度はレガートよりはありません。明るすぎず、落ち着きのある音も出せて、とても考えて設計されていると思いました。
色々と吹いてみましたが、997は管厚を薄くした方が、音色の幅も出しやすいかと思います。オールマイティーに使える楽器を考えた場合、管圧は0.35にして、頭部管はフォルテかレガートかな。
パールフルートは、音色を大切にして設計されているので、個人的におすすめです。
★おわり★